松葉信吾
2022年10月27日
唯我独尊。孤高のニラ炒めが人を呼ぶ。 -和歌山かつらぎ町「二軒目飯店」-
和歌山市と奈良市、そして京都市を結ぶ国道24号線。 和歌山市を出発して紀の川沿いに西へ。 今やおいそれと伺う事が難しくなってしまった感のあるレストラン「Villa AiDA」のある岩出市を過ぎると途端に長閑でのんびりした道行、景色へと一変し、やたらと「中華料理」の看板が点在...
松葉信吾
2022年10月25日
ベスト・オブ・バランスの蕎麦屋。 -伊賀「松尾」-
伊賀市の蕎麦処「松尾」。 名店の誉れ高く、平日のお昼前にも関わらず、3組待ち。滅多と並ぶ事はしない性格だが、相方の目がギンギンになっておったので車内で待つ事に。そうする内にも、他府県ナンバー含めぞろぞろ車が滑り込んで来て、予約ボードは真っ黒。...
松葉信吾
2022年10月16日
熱らず、驕らず、昂らず。最強の不動心。 -和歌山「井出商店」-
和歌山ラーメンの立役者「井出商店」。 相当ご無沙汰の来訪。 今や多くの門下生が巣立ち、華々しく和歌山県内外で活躍を見せるなか、ご本家は、古ぼけたあの当時まんまの店舗で変わらず商いされておられる。 10年位前に取材させて頂く機会があり、別れ際「出来るもんなら、昔に戻りたいわ」...
松葉信吾
2022年10月7日
酒蔵を巡る。 -名張「瀧自慢酒造」-
名勝「赤目四十八瀧」程近くの瀧自慢酒造さん。 広島の酒米「八反錦」を使った純米吟醸。 よろしおます。 奈良葛城から三重にかけて、小さな酒蔵が点在し、何処もかしこも面白い。ええとこですわ。 #酒蔵 #瀧自慢 #日本酒🍶 #八反錦 #三重の酒 #旨いもんに逢えたらいいな...
松葉信吾
2022年9月29日
独りで美味しい徳島の夜。 -徳島市「鳴帆渡」-
徳島市籠屋町「鳴帆渡」(なるほど)。 徳島の現場巡りは日帰りで済ますのが主だが、今回は立ち会い作業ありで泊まりに。 と言う事で、うきうきと新店開発に着手伺ったのが「鳴帆渡」さん。 魚、肉、酒、全て良かった。 残念ながらお一人様ではお腹の都合であれもこれもという訳にはならず、...
松葉信吾
2022年9月29日
やっぱり餃子が食べたい夜。 -徳島市「ぎょうざ屋」-
餃子が食べたい! って時ってあるよね? そんな時は徳島市、その名も「ぎょうざ屋」さん。 メニュウは餃子とドリンクのみという潔さ。 ええじゃないの! オーダー毎に一つずつ包んで焼きあげる餃子は、仕上げに熱々の油を回しかけるスタイルで高知の屋台餃子を思わせる、パリッパリの皮と旨...
松葉信吾
2022年9月27日
威風堂々、老舗のタンメン。 -徳島市「味宗」-
徳島市両国橋、新町川の水上タクシー乗り場近くの老舗名店「味宗」。 所謂、徳島ラーメンがしのぎを削る徳島市内にあって、古式ゆかしい中華蕎麦の孤塁を守っておられる。 看板メニュウは「タンメン」。 上品であっさりながら、しっかり旨味が凝縮されたスープと丁寧な仕事が施された野菜。...
松葉信吾
2022年8月6日
私的「無形文化財」登録の名店居酒屋。-福山「自由軒」-
広島県福山市の名店『自由軒』。 わくわくが止まらない、 気持ちのいい酒場です。 名物のあれこれとお姉さんの客捌き、 営々と商われた時が醸し出す店の気風。 こればかりは、どんなコンサルがプロデュースしてもかもし得ない味わい。 私的無形文化財認定でございます。 名店かくありき、...
松葉信吾
2022年6月30日
B級グルメの大スターは、実直な地元名店だった。 -津山『橋野食堂』-
岡山・津山「橋野食堂」。 どうですか、この堂々たる店構え。 実直に歴史を刻んだものだけが醸し出す風格。 いいじゃないですか! そして津山、橋野食堂といえばこれ! 「ホルモンうどん」。 この地だからこその新鮮、プルップルのホルモンを丁寧に丁寧に処理。...
松葉信吾
2022年5月29日
南紀すさみの食堂で、肉うどんを啜りながら泉州弁を考察する。 -すさみ町「やまにし食堂」-
南紀・すさみ。 2ヶ月ぶりだけど、光線はど夏。 太陽の力が格段に違う。 さて、そんなすさみ町の駅前、超ローカルな地元民御用達のお店、やまにし食堂。 「煮魚の骨取って出してや」 「アホか、骨だけ出したろか!」 そんな軽妙なご常連とのやり取りが心地よい。...