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鹿児島、養鰻生産者の朝。



鰻生産者の朝。

明けの明星が輝く東の空が、うっすらと白む頃。

鰻の養殖ハウスの灯がポツリ、ポツリ灯されます。

毎朝の給餌は午前4時からの仕事。

365日、一日も欠かすことのない

ご家族総出の作業です。




朝一番の仕事は、各池を見て回ること。

餌場に集まる鰻たちの様子から活性具合を推し量り、水の匂いや色などから池のコンディションを把握。そうして池毎に飼料のレシピを決定する。

全てはバランス。鰻が最も活性化する水質を維持しながら、必要十分で的確な質と量の飼料を給餌すること、朝夕二回。画して鰻は育まれる。

鰻職人、ここに在り。




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